令和4年度下田学区まちづくり協議会・まちづくりセンター 事業計画
令和2年1月に新型コロナウイルス感染症が地球規模で発生して2年が経過致しました。拡大と縮小の繰り返しが収まることがなく、社会・経済活動、市民生活に多大の影響を与えています。まちづくり協議会の諸活動においては、事業の中止、縮小、変更を余儀なくされてきました。事業の継続性を考慮して令和4年度の事業計画(案)を作成しましたが、実施の段階で変更もあり得ることのご承知をお願い致します。
【令和4年度の方針】
(目的)
①下田学区まちづくり協議会は、下田学区内の9区で構成されています。目的は、学区住民の誰もが豊かにい きいきと安全で安心して暮らせるまちづくりをめざしています。その為には、地域事情を把握し全体を見据えた事業を展開するとともに、課題には適切な対応を図って行きます。
②まちづくり協議会の設置は、湖南市が平成18年より取り組んで来た施策で、市内には7つの協議会があります。下田学区まちづくり協議会は、平成21年に発足しました。平成26年4月には「湖南市まちづくり協議会条例」が施行され、条例の趣旨に基づいた事業を展開し充実を図って行きます。
③本部及び各専門部、まちづくりセンター、連携団体それぞれの活動が、安心して暮らせる、活力のあるまちづくり事業になるよう更に注力して行きます。
④令和元年には市健康福祉部、市社会福祉協議会、市まちづくり協議会連携のもとに「地域支えあい推進会議」を立ち上げて、少子高齢化が進む地域の福祉活動の取り組みに注力しました。令和2年度は、地域支えあい推進委員(第二種コーディネーター)の専任化を図り、地域福祉の実践に関わる研修会、調査等で知見を深め、活動に努めました。令和4年度は昨年に続きコロナ感染症の影響をうけながら、実践の積み上げを図って行きたいと考えています。
⑤下田学区まちづくり協議会5か年 ( 2022年~2026年) コミュニティプランが、まち協と区長会の検討委員会総意で作成されました。下記 イ、ロ、ハ で構成しています。
イ.ビジョン(5年後のありたい姿)⇒誰もが豊かにいきいきと安全で安心して暮らせるまち
ロ.現在の課題とその状況 課題別—高齢者、世代間、地域、防災・安全、子育て
ハ.行動プラン 10項目—本部・事務局、専門部会(総務、地祉福祉・生涯学習、文化、体育、地域防災・環境)、青少年育成、地域支えあい推進、各部会共通事項、まちづくりセンター管理運営5か年コミュニティプランをベースにした活動を推進して行きます。
⑥まち協と区長会の検討委員会によるまち協組織の見直しは、現行組織に新たに「企画委員会」を新設し、各区選出委員による区のまち協事業への関わりを高めることにしました。
(運営委員・運営費)
⑦運営委員は、各区の区長、区長経験者、区の役員、民生児童委員、老人クラブ、商工会、登録サークルクラブ、学校関係、消防団第三分団、健康推進員の代表、区民で構成しています。運営費は、湖南市の交付金・助成金・委託金および各区の負担金、団体、企業、個人の寄付金、まち協コミュニティビジネス等で賄っています。適正な費用の運用に努めます。
(会則・組織)
⑧協議会の運営に関わる会則を設けて、事業・組織・役員の役割を明確にしています。また、専門部会の組織、役割を明記しています。その他には会計規則、センター職員就業規則、活動マニュアル等のルールを制定しています。必要に応じて改廃、新規の制定を進めます。
(人材発掘と育成)
⑨まちづくり協議会が持続可能な活動を展開するために、将来を担う人材の発掘と育成を進めます。
⑩運営委員・区民の皆様の「心合わせ・知恵合わせ・力合わせ」を頂き、「感謝・感激・感動」を共有するまちづくり事業の推進を図ります。
(まちづくりセンター)
⑪平成27年4月より、湖南市下田まちづくりセンター・出張所の業務は、まちづくり協議会が指定管理者として運営をしています。運営には、センター長、職員を配置し、利用者の立場に立って対応しています。今後も、更に地域活動の拠点・ふれあい・集いの場として利用拡大に努めます。
⑫平成29年4月から始まった下田小学校、日枝中学校のコミュ二ティ・スクール(学校運営協議会制度)の推進に地域団体としてサポートに努めます。
【各部会の事業計画】
[総務部会]
1.下田まち協だよりの発行(年間活動報告)対象 下田1750所帯
2.事業計画・実施等の回覧板の定期発行 対象 下田9区の区民
3.下田まち協ホームページの更新・充実
4.パソコン利用普及活動
5.季節の催事飾りつけ(門松、ひな人形、5月人形、七夕、クリスマス等)
6.まち協の会計管理
7.他の部に属しない重要な事項の処理対応
[地域福祉・生涯学習部会]
1.認知症予防教室の開催と会場の拡大
・認知症予防の講演会の開催 ・下田脳トレ教室の運営(3A)
・いきいき百歳体操の各地域への推進
2.世代間交流事業の開催(高齢者と子供のふれあい事業)
・青少年育成会議、民生児童委員会との共催事業
・下田ふれあいまつり、下田こども園、下田学童保育所等での開催
・下田小なすびぃず、らくっ子教室サポート
3.人権研修会の開催 2月17日(金)
4.季節野菜を素材にした、健康食の料理教室開催 時期未定
・下田学区健康推進委員、健康政策課職員による栄養講習会
5.地域支え合い推進活動への参画
[文化部会]
1.お月見コンサートの開催 (日枝神社) 9月11日(日)
・洋楽、和楽、舞踊等野外ライブ、お月見団子・お茶販売等
2.ふれあい祭り(文化祭)の開催 11月3日(木)~6日(日)
・文化・芸能クラブ・同好会発表会、各種展示会、喫茶・軽食販売
・青少年育成学区民会議、下田小児童イベントのサポート 等
3.泥りんピック会場での喫茶・軽食の販売 7月24日(日)
[体育部会]
1.泥りんピックの開催(大谷地区特設会場) 7月24日(日)
・32チームが4種目に挑戦、幼児からお年寄りまでチャレンジ
2.体育まつりの開催(第38回) 10月23日(日)
・40有余年の地域交流の歴史を刻む、世代を引き継ぐ伝統行事
3.ハイキングの開催(学区内散策、ビンゴゲーム) 3月
4.第2回十二坊トレイルラン・ウオークの運営サポート
(湖南市ロータリークラブ、観光協会共催、まち協後援) 5月15日(日)
・ボランティアスタッフの要請があった場合の対応
※第1回は2019年4月に開催されました。2020年、2021年は中止。
[地域防災・環境部会]
1.ふるさと防災チームの防災研修会 6月、12月
・湖南市、区、消防団第三分団の活動実施報告
2.湖南市総合防災訓練に参画 10月2日(日)
・災害時の避難訓練の実施(避難場所開設、運営訓練の実施)
3.地域防災・環境に関わる活動
・第3分団主催による火災消火放水訓練に参加
・青少年育成学区民会議の活動とコラボ 夏休み防災活動等
・下田小児童通学路のスクールガード
・高齢者の交通安全講習会 甲賀警察出前講座(下田交番)
・防災資機材等の整備他
4.体育部会主催泥りんピックのサポート(会場、駐車場の警備他)
[地域支えあい推進員活動]
1.少子高齢化の進む将来の地域福祉についての課題・対策の検討
2.地域支えあい推進会議の再開と各区の活動資源の実態調査
3.実態調査の実践への取り組み、 なかまづくりの取り組み⇒地域サポーターの養成
4.7学区地域支えあい推進員連絡会の交流による事例研究(毎月例会)
5.活動の見える化で広報の定期発行
6.人権まちづくり活動の推進を地域福祉・生涯学習部会と共催
【その他】
1.下田青少年育成学区民会議へのサポート
・早朝挨拶運動(毎週月曜日)・夏季巡回活動(7月、8月)
・ふれあい事業 (餅つき大会、かまどベンチの活用、野外キャンプ、野菜の袋栽培、
下田商工夏まつり、まち協ふれあいまつりに参加)
2.地域活性化モデル事業の推進
趣旨⇒高齢者、幼児、児童、生徒、若者、子育て世代全世代の交流等の推進を図る
①ちょこっとカフェの運営 毎週月曜日 10:00~14:00
・子育て世代からお年寄りまで、カフェでコミュ二ケーション
②子育てサロンの運営 毎週月曜日 9:30~13:30
・子育て中の母子の交流サロン
③ちょこっとお手伝いの開設
・屋内外軽 作業の助け合い等想定(例—清掃、小修理、庭の手入れ等)
・お手伝い協力者募集・登録、手伝い利用の広報、資機材等の整備
④泥りんピックの開催
【下田まちづくりセンター管理運営業務】
1.市役所の受託業務
・施設使用に関する受付及び許可・使用料預り業務
・し尿汲み取り券取扱い業務、コミュニティバス回数券販売業務
・市図書館貸出図書の返却受付
・配布物及び掲示物取扱業務
2.施設管理に関する業務
・消防設備点検に関する業務
・警備保障に関する業務
・植栽管理に関する業務(剪定・雑草処理等)
・定期清掃に関する業務(センター内の床ワックス掛け、窓ガラス等)
・施設、備品の管理及び修理に関する業務
・センター館内の保守、点検整備(誘導灯、避難路、エアコン等)
・コロナ感染症予防対策の継続(令和2年1月発生~2年経過継続中)
3.センターの自主事業に関する業務
・防災訓練の実施(春・夏 年2回)
・登録サークルの育成及び活動支援
・市民講座の開催(年3回程度)
・ふれあいまつりの開催
4.センター運営に関する業務 ・指定管理予算の執行・会計処理全般及び支出管理業務
・各種団体の連絡調整
・市民相談の行政取次業務
・季節の飾りつけ他